電源設計 豆知識
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安全規格に適合させるスイッチング電源開発・設計のポイント
スイッチング電源は、現代の様々な電子機器に不可欠なコンポーネントであり、その安全性は製品全体の信頼性を左右する重要な要素です。開発・設計においては、関連する安全規格を深く理解し、適合させることが必須と... -
【スイッチング電源の設計手順】安全性と品質を保証する実装、評価、最適化
スイッチング電源の安全性と信頼性を確保するためには、保護機能の実装が不可欠です。また、設計した回路が理論通りに機能するかを確認し、さらに性能を向上させるためには、回路図作成、シミュレーション、プリント... -
【スイッチング電源の設計手順】安定動作とノイズ対策の要点
スイッチング電源の設計は、単に部品を選んで回路を組むだけではありません。電源が安定して動作し、かつ外部機器に悪影響を与えず、自身もノイズによる誤動作を起こさないようにするには、フィードバック回路設計と... -
【スイッチング電源の設計手順】主要部品の選定と基板設計のポイント
スイッチング電源の設計において、要求仕様の確認と回路方式の選定は設計の方向性を決定する重要なステップです。本コラムでは、電源の効率、サイズ、コスト、そしてEMI特性に大きく影響するスイッチング周波数の... -
【スイッチング電源の設計手順】要求仕様の確認から回路方式選定
スイッチング電源の設計手順は、仕様に合わせて電源回路方式の選定、主要部品の最適化、保護回路の設定と段階的に進める必要があります。仕様に応じた回路選定を間違えると、言われている効率まで上がらないであった... -
位相シフトフルブリッジ方式(フルブリッジ方式)の概略動作と特性
当記事では、絶縁タイプの位相シフトフルブリッジ方式(フルブリッジ方式)の概略動作と特性について解説します。 位相シフトフルブリッジ方式(フルブリッジ方式)の概略動作と特性 他の方式同様に制御用ICが起... -
プッシュプル方式の概略動作と特性
当記事では、絶縁タイプの回路方式:プッシュプル方式の概略動作と特性の概略動作と特性について解説します。 プッシュプル方式の概略動作と特性の回路動作 プッシュプル回路方式においては、DC(直流)出力のみ... -
カスタム電源の開発・設計の流れ
カスタム電源の開発・設計には、安全性や信頼性、そして要求される性能を満たすために専門知識と技術が必要とされます。本記事では、カスタム電源の開発・設計がどのような流れで進んでいくのかを、各工程における重... -
フォワード方式の概略動作と特性
当記事では、絶縁タイプの回路方式:フォワード方式の概略動作と特性の概略動作と特性について解説します。 フォワード方式の概略動作と特性の回路動作 フォワード方式もIC制御のため、入力投入時の起動について... -
LLC共振回路(ハーフブリッジ)方式の概略動作と特性
当記事では、絶縁タイプの回路方式:LLC共振回路(ハーフブリッジ)方式の概略動作と特性の概略動作と特性について解説します。 LLC共振回路(ハーフブリッジ)方式の概略動作と特性の回路動作 LLCの名称... -
フライバック方式の概略動作と特性
当記事では、絶縁タイプの回路方式:フライバック方式の概略動作と特性について解説します。 フライバック方式の回路動作 フライバック方式においては、先にも記載したとおり制御用ICを用いる他励式が一般的とな... -
リンギング・チョーク・コンバータ方式(RCC方式)の概略動作と特性
当記事では、絶縁タイプの回路方式:リンギング・チョーク・コンバータ方式(RCC方式)の概略動作と特性について解説します。 リンギング・チョーク・コンバータ方式(RCC方式)の回路動作 RCC方式は、フ... -
カスタム電源開発・設計の基礎:効率・力率の考え方
カスタム電源の開発・設計において、効率と力率は重要な指標です。しかし、この二つは混同されやすく、それぞれの意味を正確に理解している方は少ないかもしれません。そこで、当記事では効率と力率の違いに焦点を当... -
PFC(力率改善)回路における主要部品の選定方法
力率改善回路とは、力率を1に近づけることを目的としています。これは、位相を0に近づける事で電圧と電流の位相差をなくし、皮相電力を有効電力に近づける事を意味します。また、高調波電流を抑制し、国際規格IE... -
昇降圧回路(チョッパー)方式における主要部品の選定方法
昇降圧回路(チョッパー方式)とは、入力電圧範囲に対して出力電圧が、その間にあるものとなります。例として入力電圧範囲が、DC8V~DC26Vで出力電圧がDC15Vなどです。 入力の低い時、DC8V~DC... -
降圧回路(チョッパー)方式における主要部品の選定方法
電源回路の主要部品の選定において重要となる部分では、回路方式が存在致します。 ・非絶縁Type:ドロッパー方式/昇圧回路/降圧回路/昇降圧回路/極性反転回路/PFC(力率改善回路)・絶縁Type :R... -
昇圧回路(チョッパー)方式における主要部品の選定方法
電源回路の主要部品の選定において重要となる部分では、回路方式が存在致します。 ・非絶縁Type:ドロッパー方式/昇圧回路/降圧回路/昇降圧回路/極性反転回路/PFC(力率改善回路)・絶縁Type :R... -
ドロッパー方式における主要部品の選定方法
電源回路の主要部品の選定において重要となる部分では、回路方式が存在致します。 ・非絶縁Type:ドロッパー方式/昇圧回路/降圧回路/昇降圧回路/極性反転回路/PFC(力率改善回路)・絶縁Type :R... -
安全性・信頼性を考慮したカスタム電源設計の勘所
民生用の電源とは異なり、インフラをはじめとする産業分野で使用されるスイッチング電源は、高い機能性だけでなく、確かな安全性と信頼性が厳しく要求されます。そこで、当記事では、産業用途のカスタム電源における... -
電源設計の基礎:スイッチング電源の回路方式
スイッチング電源とは、電力を効率的に変換するための電源装置です。その名の通り、高速でオン・オフを繰り返すスイッチ(トランジスタやMOSFETなど)を用いて電力を変換するため、「スイッチング方式」と呼ば... -
セミカスタム電源で開発費用・納期短縮を実現
セミカスタム電源とは? セミカスタム電源とは、標準電源に周辺回路を追加するなどして仕様や特性を変更した電源のことを指します。このセミカスタム電源は、「標準電源では求める機能を満たせないが、カスタム電源... -
ゲート抵抗によるスイッチングノイズ対策
電源におけるスイッチングノイズは、多かれ少なかれ、必ず発生するものです。基本的にはスイッチング周波数が高ければ高いほどノイズが出やすく、低いほどノイズは小さくなる傾向にあります。ただし、スイッチング電... -
トランスへのシールド追加によるスイッチングノイズ対策
電源におけるスイッチングノイズは、多かれ少なかれ、必ず発生するものです。基本的にはスイッチング周波数が高ければ高いほどノイズが出やすく、低いほどノイズは小さくなる傾向にあります。ただし、スイッチング電... -
パワーラインを考慮した配線によるスイッチングノイズ対策
1次側、平滑用電解コンデンサからトランス➨FET➨平滑用電解コンデンサへと流れるスイッチング電流ラインについては、ピーク電流の値に合わせ1A辺り1㎜幅のパターンで配線を行います。電源においては、アナロ... -
スイッチングノイズ対策を実現するスナバ回路
スナバ回路とは スナバ回路とは、主にスイッチング電源のトランス1次側巻線間に接続されているコンデンサや抵抗/ダイオードなどで構成されている回路のことです。スイッチング回路でスイッチング素子が常時ON/... -
巻き線構造の最適化によるスイッチングノイズ対策
電源におけるスイッチングノイズは、多かれ少なかれ、必ず発生するものです。基本的にはスイッチング周波数が高ければ高いほどノイズが出やすく、低いほどノイズは小さくなる傾向にあります。ただし、スイッチング電... -
ループ回路面積の最小化によるスイッチングノイズ対策
電源におけるスイッチングノイズは、多かれ少なかれ、必ず発生するものです。基本的にはスイッチング周波数が高ければ高いほどノイズが出やすく、低いほどノイズは小さくなる傾向にあります。ただし、スイッチング電... -
カスタム電源・標準電源の違い
皆様は、カスタム電源と標準電源の違いについて、詳しくご存知ですか。「なんとなくイメージはついている…」という方は多いと思いますが、意外と知らない部分もあるのではないでしょうか。そこで、当記事ではカスタ... -
スイッチング電源の効率改善における5つのポイント
スイッチング電源において効率とは、入力電力に対する出力電力の割合を指し、効率が高い程スイッチング電源内部での発熱が少ないことを指します。反対に効率が低いと、発熱が多く、ヒートシンクの活用や素子の並列使...