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トランス・コイル設計
提案事例

コアの材料見直しによる直流重畳特性の改善

お客様の要望・課題

当事例のお客様は、従来、別メーカーのノーマルモードコイルを使用していましたが、該当のコイルが入手難となり、非常にお困りでした。また、その上で「小型化に加えて、直流重畳特性改善を実現してほしい…」と、コイルの設計・製造を依頼を承りました。具体的なノーマルモードコイルの仕様要望は下記の通りです。

〇インダクタンス
 ・400μH I=0A
 ・300μH I=8A

〇外形寸法:Φ38×20h
〇絶縁耐圧:1.0KVp-p
〇絶縁抵抗:100MΩ以上 DC500V

提案内容・効果

当社では、お客様のご要望を踏まえて、直流重畳特性改善のため、標準のコア材料の中から最適な部材を選定し対策を行いました。具体的なコイルサイズは、”Φ37×23.5mm”にて設計を行いました。ご要望であった高さ20mmを超えましたが、しかし、製品寸法内の許容範囲であったため、電気的特性を重視して、当コイルを採用いただきました。

コアの材料見直しによる直流重畳特性の改善 | 電源開発・設計ソリューション

 

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