HEV/PHEV昇圧リアクトル
種類 | リアクトル |
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サイズ | 87.7×107.2×30(MAX50)mm |
インダクタンス | 170μH 以上(10KHz,0.3Vrms:DC Bias=0A) 145μH 以上(10KHz,0.3Vrms:DC Bias=85A) 25μH 以上(10KHz,0.3Vrms:DC Bias=85A) |
電流 | 連続:75A ピーク:423A |
電圧 | 連続:-504~324V 最大:±654V |
直流抵抗 | 11.2mΩ以下(測定条件:25℃) |
絶縁抵抗 | 1,000MΩ 以上(測定条件:DC1,200V Coil-Case間) |
動作周囲温度 | -40~105℃ |
動作湿度範囲 | 0~100%RH |
HEV(ハイブリッド電気車)およびPHEV(プラグインハイブリッド電気車)用昇圧リアクトルの開発事例です。コイルには、特殊絶縁強化銅線を採用することで、ヒートシンクとの絶縁距離を限りなくゼロに近づけることが可能となりました。これにより、放熱性が大幅に向上し、小型化、軽量化を実現しました。さらに、モールド剤の使用量も削減でき、コスト削減に寄与しています。
コアでは新規配合したFe-Si系ダストコアを使用することで、高効率かつ低損失の性能を実現しました。このダストコアは、エネルギー変換効率を高めるとともに、熱損失を最小限に抑えることが可能です。コアとブスバーでは樹脂一体成形構造を採用しています。この設計により、高い耐振動性能が確保され、車両が走行する際の振動や衝撃にも強い製品となっています。ちなみに、こちらのリアクトルは試作段階から自動化生産に対応した設計をしております。
電源開発・設計ソリューションを運営するペックでは、当該事例のように試作段階から自動化量産対応を考慮した設計が可能です。トランス・コイルの設計・製造でお困りのお客様はお気軽にご相談ください。
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