スイッチング素子の安全動作領域の確保
お客様の要望・課題
メインスイッチング素子(FET)の安全動作領域を若干超えており、当社にご相談いただきました。詳細を確認したところ、アバランシェ耐量により破損することなく動作しているが、市場環境によっては破損に繋がる可能性がありました。
提案内容・効果
対策として、まずはメインスイッチング素子(FET)のドライブ回路の見直しを行いました。さらに、トランス結合度向上によるピーク電圧の低減を図った上、スナバ回路によるピーク電圧の低減まで行いました。(※瞬時的なノイズを損失に変えて落とし込む。)
その結果、図の通り、ASO(安全動作領域)ラインにかからず、安全動作領域の確保を行うことができました。