スイッチング電源の効率を改善するための設計ポイントは何ですか?
スイッチング電源の効率改善は、コストアップや大型化を防ぐ上で重要であり、以下のポイントが挙げられます。
▪ トランスの一次巻線と二次巻線の結合度向上: 結合度を高めることで電力漏れを減らし、損失を低減します。ただし、回路方式によっては逆効果になる場合もあります。
▪ 二次側整流ダイオードの見直し: 二次側の巻線電圧を考慮し、順方向電圧(VF)の小さいダイオードを選択することで効率改善が期待できます。また、昨今では、同期整流方式(FETを利用した)物もあり、出力電流が大きな物に関しては、有効な手法となります。
▪ ゲートドライブ回路の見直し: スイッチング素子(FET)のターンOFF速度を向上させることで効率改善が可能です。具体的には、ダイオードや抵抗の追加などが挙げられます。
▪ ダミー抵抗の取り除き: 出力安定度向上のためのダミー抵抗は効率低下につながることがあるため、出力安定と効率のバランスを考慮して削減を検討します。
▪ スナバ回路の見直し: スナバ回路はノイズ対策に有効ですが、損失(熱損失)も発生させます。コンデンサ容量を小さくしたり、抵抗値を上げたりすることで効率改善が可能ですが、ノイズ規格への適合も考慮が必要です
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